膝痛時の診断方法とスポーツによる膝痛
身体的検査に使用する観察方法。 視診または「患者の観察」とは、患者や患者の体の局部を診察する最初のステップです。 問診とは、専門医が患者の病名の見当をつけたり、病気の原因や症状を確認するために、患者に質問することです。 例えばひざが痛くなったりした場合は、長い年月をかけて徐々に進行していることが多いのです。 また慢性のひざの病気は、若いころにスポーツや仕事でいためたことがあるかどうかも重要になります。それが原因で発症することも多いので質問によって確認していきます。 問診は非常に重要なポイントとなりますので、いつ頃から痛みはじめたか、どこがどのように痛むか・・・など自分の症状について詳しく説明できるように整理しておくとよいでしょう。 触診とは、患者のひざを、直接押したりたたいたりして診察します。 曲げ伸ばしのとき痛みがあるか、拘縮があるか、音がするか、腫れや圧痛やずれやゆるみなどがあるかを直接触れて動かしたり押したりして調べます。 同時に大腿四頭筋や屈筋など、筋肉の萎縮などの状態や歩き方、座り方も観察します。 膝関節鏡検査とは、関節鏡を使って、膝関節を検査または外科手術を行なう方法です。...
膝反張とは、ひざの裏側が痛み、弓状に反りすぎたひざが原因でおきる病気です。 幼い子供に発生することが多く、夜中に「膝が痛い」「足が痛い」と夜泣きすることがあります。 幼い子供はまだ足指がしっかりと固まらず、足指が上を向いています。 そのため、足指がより反らされ、同じようにひざも弓上に反らされてしまうのです。 幼児では成長病と誤診されている場合もあり、注意が必要です。 中高年ではスポーツの後に発生することがある症状です。 ベーカー嚢種とは、ひざの裏側にゴルフボールの半分くらいのふくらみができ、時々痛みを伴う場合もあります。 これは、ひざが反りすぎていたり、ひざがまっすぐなため、ひざへの負担が繰り返された結果生じる症状です。...
オグラット・シュラッターは、スポーツによるひざの病気です。 おさら(膝蓋骨)の下の骨が出っ張ってきてそこを押すと強い傷みがあります。 正座をして床に当たったときなどは激痛がする症状です。 症状が悪化すると歩いたり、ひざを曲げるだけでも痛みが走ります。...
サッカー膝、はおさら(膝骸骨)の下の骨の突起部分がはれて痛みがある症状です。 サッカーは、急に走っている方向を変えたり、急な発進や停止、ボールを強く蹴る、などひざにかなりの衝撃を与えるスポーツです。 そうした動きをくり返すうちにひざに痛みが出てくるので「サッカー膝」とも呼ばれます。...
ジャンパー膝は、骨が成長したあとの中学生や高校生くらいに多く見られ、特に頻繁にジャンプをするスポーツをしている場合に発生しがちな病気です。 スポーツ時のジャンプは、歩行時と比べると体重の約6倍の負担がかかります。 頻繁にジャンプするスポーツである、バスケットボール、バレーボール、ジョギングなどは、膝蓋骨の下にある腱や太ももの筋肉(大腿四頭筋)に大きな負担をかけます。 その結果、膝蓋腱に損傷や炎症を起こしたものを 「ジャンパー膝」 といいます。...
ランナー膝は、ランニング中、正常な状態であれば膝蓋骨はわずかに上下に動き、大腿骨に触れることはありませんが、膝蓋骨の裏側と大腿骨の末端部がすれることで痛みを生じる症状です。 ランナー膝(膝蓋大腿骨ストレス症候群)は、ひざを動かすとひざの皿(膝蓋骨)と太ももの骨(大腿骨)の下端がすれ合う状態のことをいいます。 ランニング中に膝蓋骨の裏側あたりに痛みや、腫れが起こります。最初は下り坂のときだけ感じられた痛みが、次第にどこを走っていても痛みが生じるようになり、やがて普通の歩行(特に階段を下りるとき)でも痛みを伴うようになります。 この場合は、痛みが消失するまでは、走るのをやめることが大切です。...